忙しい時や、1人の昼食に便利な「菓子パン」や「調理パン」。
口当たりも軽く、手ごろな大きさで食べやすいのですが、 「食事」として利用するには注意が必要なようです
口当たりも軽く、手ごろな大きさで食べやすいのですが、 「食事」として利用するには注意が必要なようです
■材料はまるで「おまんじゅう」や「ケーキ」
市販されている菓子パンの多くには、実は驚くほど砂糖やマーガリン、バターが使われています。
中には「○○パン」と名前はついていても、ケーキと同じような手順で作るものもあり、栄養価は「和菓子」や「ケーキ」と近い、まるでお菓子を食事代わりにしているのと同じような内容になってしまうのです。

あんパンと和菓子の配合の例 | |
| あんパン1個(100g) | 酒まんじゅう2個(60g×2) |
| つぶあん 60g | こしあん 60g |
| 小麦粉 25g | 小麦粉 16g |
| 砂糖 6g | 砂糖 16g |
| マーガリン 5g | 酒かす 10g |
| たまご 3g | 大和芋 6g |
| 他にイースト、塩など | 他に膨張剤、酒など |
| 1個あたり 約310kcal | 2個で 約305kcal |
| 砂糖が約36g含まれます | 砂糖が約46g含まれます |
■具材の入っていないパン、調理パンの栄養
甘くないように思える「調理パン」や、中に何もはいっていないタイプの菓子パンにも砂糖や油がたくさん使われている場合があり、油断できません。具材も「ウィンナー」や「カレー」、「マヨネーズ」などでは、おかずというより油の仲間ばかりが増えてしまいます。
昼食などでどうしても利用しなければいけない時は、サラダや牛乳をプラスする、朝夕で野菜を補うなど食べ方を工夫するよう心がけましょう。
■「ごはんのかわり」にできるのは「食パン」や「フランスパン」の仲間
本来、食事とあわせて食べられていた「フランスパン」などは、ほとんど「小麦粉」と「塩」、わずかな「砂糖」で作られています。
パン生地には、 何がどのくらい使われているか分かりにくいものですが、 こまめに「袋の裏」を確認する習慣をつけるのがお勧めです。 食パンも、甘くてリッチなデニッシュタイプよりもトーストするとパリッとする「イギリスパン」のようなタイプが食事用として適しています。
もちろん、パンを食べる時も、ごはん食の時のように、色々なおかずと一緒にバランスよく食べましょう。
【原材料表示の例】
品名:食パン
原材料名:小麦粉、砂糖、植物性油脂、イースト、脱脂粉乳、塩・・・
材料は「量が多い順番」に記されています。
食事ととりあわせるなら食パンやフランスパンを選びましょう