食事のコントロール、とくにカロリーダウンを心がける食事のなかで、
減らしすぎになりやすい食品、反対に食べ過ぎやすい食品は、なんでしょうか?


極端な食事制限では不足しやすい 
gpf3photo320081006122526.gif肉や魚などの「身体をつくる食品」・・・
「油はいけない、肉もいけない」と肉や魚を全て食べないでいると、身体を作る栄養素(たんぱく質)などが不足して、元気が出ません。
多くの栄養素は一度にたくさん摂ってもためておく事ができません。「身をけずって」やせることのないよう、食べ過ぎない程度に毎食適量(一品程度)を摂りましょう

ごはん、パンなどの「主食」・・・
食事を減らせばよい!と主食を抜いて、空腹でおかきやナッツをポリポリ・・では、体重を減らせないばかりか、理想的な食べ方が身につきません。
また、おかずやお酒のとりすぎになりやすいので要注意です。

過剰になりやすい 
「果物」・・・
おやつがわりに果物を利用する事は、甘いものが好きな方にとって大切な手助けとなります。
しかしヘルシーなイメージで食べ過ぎないよう、少量を上手に利用しましょう。ナッツやドライフルーツも高カロリーです。


おやつ・お菓子とのつきあいかた
≪しばらくお菓子をやめてみる≫
甘い物がないとストレスが・・・と言い訳をして、一日に何度も間食をしてしまう場合は、一週間など期限を区切って距離をおいてみるのもひとつの方法です。
「食べないと決めると、おやつのことを考える時間が減った」
「なぜ今までこんなに食べていたのか、と驚くほど冷静になった」
など、人によっては大変効果があるようです。

≪息抜きをしながら・・・≫

おつきあい、暮らしの楽しみ、いただきもの・・・現代社会では、間食の機会が多くあります。
今後のよい食生活を身につけていくために、ご自身にあった、息抜きの方法(お菓子の食べ方)を探していきましょう。  
一人で食べない、何個も食べないなど自分なりの決まりを作るのも良いですね。


【野菜料理の油に注意!】
野菜を積極的に摂ろうとするあまり、サラダなどにマヨネーズやドレッシングを多く使うと油のとり過ぎに!ノンオイルのものや、レモンを上手に使うのも一案です。

【ずっと続けられる食生活】
体重のコントロールは、一時的なものではありません。ご自身の体そのものであり、生涯付き合っていくものですから、健康的な食べ方を身につける事が一番大切です。
それぞれの生活スタイルにあった、楽しく続けられる方法を見つけましょう