ご家庭の調理担当のかたの、「おいしく、栄養バランスのよい食事を」 
「ご家皆が満足いく献立を」という、毎日の心遣いは素晴らしいものですね。
では、特に生活習慣病予防のための、食卓の工夫とはどんなものでしょうか


★年齢や活動量にあわせてコンパクトな献立 
ご家族の喜ぶ顔がみたくて、あれこれ買い置きしてしまう、子どもが独立し、夫婦二人なのに前と同じ感覚でたくさん作ってしまう・・・。
長年の習慣で料理やお買い物をしている場合、今の生活スタイルとマッチしているかどうか、もう一度見直してみましょう。
たっぷりの肉料理やお徳用パックの買い置きは、今の家族構成では少し多すぎるかもしれません。


★ボリューム・種類たっぷりは食べ過ぎのもと 
お仕事から帰ってくるご家族の為に、バラエティ豊かなお食事を用意されるかたは多いでしょう。
しかし、夜遅くの脂っこい料理やボリュームのある食事の習慣は、生活習慣病の危険を高めます。
ごはんは一膳、肉や魚は手に乗るくらい、野菜料理をとり入れるなどの基本を守って、特に遅くなる時は夕食をごく軽く済ませられるよう工夫しましょう。
また、作り手は食べ手の不満を敏感に感じてしまうものです。
目先のおいしさやボリュームだけでなく、作り手の心遣いを理解して、ありがとうの言葉がかけられるとよいですね。

身体にやさしい夕食のとりかたを考えてみましょう


★残し方や食べ方のコントロールにも気遣いのひとことを
食事療法を理解し、実践してくださる中で、「食事は残せない」「家族が作るから無理」という意見もお聞きします。確かに、せっかくの食事を残すのは、作ってくれた人を傷つけると思うと難しいですね。
そんな時、手をつける前にとりわける、身体のためである事をきちんと伝える、美味しいと感謝の気持ちを表現する、などの気遣いがとても重要です。
繰り返せばきっと、あなたにとっての適量がどれくらいなのか、作ってくださるかたにも伝わるでしょう。


★残りものは手軽なバランス献立の近道
少し残ったおかず類を、無理に盛り付けたり、頑張って食べたりするのではなく、次の食事に上手に利用すれば、少しの用意でバランスのよい献立にする事ができます。
食べる人も、残りもの、と否定的に見るのではなく、主菜・副菜のそろった献立を喜べるよう、健康的な食べ方の知識を身につけていけるとよいですね。


毎日のお食事の準備は、思いのほかたいへんなもの。
作る側、食べる側それぞれの思いやりで、健康的な楽しい食事ができるように考えてみましょう!