さまざまな誘惑や、おつきあいの多い現代、お菓子や間食のコントロールは難しいものです。
「健康志向」をうたったもの、新しい工夫をアピールした市販品も多いものですが、どのようなものがおやつとして相応しいのか考えてみましょう。

★はやりの「野菜チップス」その栄養価は・・・
「野菜をしっかり食べましょう」と、盛んに言われる中で、野菜を使ったお菓子が話題です。
とくに、野菜そのままの形の「野菜チップス」を召し上がるかたが増えています。
しかし、油で揚げてあるものが殆どで、スナック菓子よりも油が多いものもあるのです。


★「野菜入り」「ヘルシー」の表示には要注意
「野菜入り」うたった商品は多く、スナック菓子や甘いケーキさえ、体によいとのイメージで売られています。
販売する側の責任も大きいと思われますが、意識を持ってお菓子を食べている、という感覚を忘れないようにしたいものです。 

えんどう豆100%!
新製法!ノンフライ!
ヘルシー!体にやさしい!

イメージにまどわされないよう表示を確認しましょう。

【意外と高カロリー、野菜のお菓子の例(100gあたり)】
 野菜チップスポテトチップスえんどう豆スナック
エネルギー500kca556kcal616kcal
炭水化物56.0g54.8g35.9g
たんぱく質3.6g3.6g12.9g
脂質26.0g35.2g46.9g
食塩相当量0.7g1.2g1.1g
油の割合は豚バラ肉やクリームコロッケに匹敵する程!


★ドライフルーツやナッツは?
ビタミン・ミネラルが豊富なドライフルーツやナッツ類は健康によいイメージが定着し、よく摂るかたも多いのではないでしょうか。確かにお菓子類に比べ、栄養価が高い面もありますが、高カロリーであることも事実です。体によいからと、食事やおやつの時間外にプラスしているとカロリーオーバーになってしまいますから、おやつの時間の甘いお菓子を少量のドライフルーツに切り替えてみる、などステップアップの方法として上手に利用しましょう。


★おすすめは、くだものや乳製品を上手に利用すること
食は、とりすぎない事が大切ですが、お菓子をやめるといっても、すぐには難しいものです。
一日に一品程度摂りたい乳製品やくだもの(ヨーグルト1個やりんご半分など)をうまくおやつの時間にあてはめて利用すると、無理なく食事療法を続けやすいでしょう。
また、時間を決めて、何度も食べない・夕食後に食べないなど、食事リズムを大切にしましょう。


★おやつ、大人のつきあいかた
間食は本来、体が発達しきっていない、子どもさんの栄養補給のためのものです。
大人には必要ない、と言ってしまえばそれまでですが、節度を持ってつきあえば、生活に彩りを与えてくれるものです。
量や内容を工夫して、時には大切なひととのお茶の時間を楽しめるように、普段から上手な食べ方を身につけられるとよいですね。