この10年ほどですっかりおなじみになった「サプリメント」
いかにも効きそうな広告を見ていると、つい利用したくなりますが安易な使いかたには危険もありますので注意が必要です


■「サプリメント」って「健康食品」とは違うの?
>>>健康食品の中でも、錠剤やカプセル状のものをこう呼ぶ事が多いのですが明確な違いはなく、あくまでも「食品」に分類されます。

サプリメント・・・「補う」「追加する」という意味で、不足しがちな栄養素を補う事を目的としています。
昔ながらの「健康食品」よりお薬に近いイメージがありますが、医薬品と違い効能を表示する事は出来ません


■サプリメントを飲めば栄養バランスは整う?
>>>まずは食生活を見直すのが基本!

サプリメントだけをプラスしても根本的な解決にはなりません。
いつもおこなって頂いている生活習慣の改善がもっとも大切で、「摂っている」安心感で食生活が乱れてしまっては本末転倒です。


■食品だからたくさん摂っても安全?
>>過剰症や体調不良の危険があるので絶対にやめましょう

からだの調子を整える「ビタミン」や「ミネラル」も、とりすぎはいけません。また、お薬に使われるのと同じ成分が含まれるもの、長く摂取しても安全かはっきりしていないものも多く、安易な使いかたは思わぬ健康被害を招くこともあります。


■「効果があった」と聞くと試したくなる!
>>>本当に必要なのか、効果があるのかは広告ではわかりません

有名人の「これを摂ってから毎日楽しくて」というコメントや、教授や博士が成分の効能を説明するのを見ると、
つい試したくなります。しかし、それらはあくまでも「個人的な感想」であり、「人によって効果は異なる」のです。
「これさえ飲めば」というような宣伝は不親切で、疑わしいと思ったほうが良いでしょう


■使いかたを守って安全な利用を!
より健康になりたい、そのために何かしたい、という気持ちはとても大切です。
しかし、食事や生活習慣の改善をしないままサプリメントにたよっても効果は期待できません。
また、効果があるとされていた成分が更なる研究で否定される事もあります。目先の広告にまどわされず、良いところ、悪いところをしっかり考えて、納得した上で利用しましょう。


サプリメントの中にはお薬との飲み合わせで問題が生じるものもあります。
治療中の患者様が利用する場合は、必ず医師に相談しましょう。