2010年07月

食中毒予防のポイント

夏になると特に気をつけなければならない食中毒。
注意していても毎年発生してしまうさまざまな食中毒の見落としやすいポイントをまとめてみました。


Point! 魚や肉の扱い方に注意しましょう

清潔にしていても、気温の高い夏場は食中毒菌があっという間に増えてしまうおそれがありますから特に気をつけましょう。買ってきたものをすぐに冷蔵庫にしまうのはもちろん、料理をしているときにとり出すタイミングにも注意しましょう。また、肉や魚の調理後のまな板を介しての食中毒がよく見られます。
野菜だからと気を抜かず、調理器具が清潔かよく確認しましょう。


生野菜やお漬物を切る時、お魚を処理したまな板では菌が残っている場合が。
本来ならば使い分けるのが理想です。


Point! 腐っていない=心配ない ではありません

昔ながらの方法で「におってみて大丈夫そう」「食べてみて異常がないからいけるだろう」
というのがありますが、これは、腐っているかどうかを確認する知恵であって食中毒菌には通用しません。
保存状態が悪く、「危ない」と思ったら処分する勇気も必要です。

料理の最中も肉や魚、卵などを触ったら、こまめに手を洗い、野菜もよく洗浄しましょう。



Point! しまい忘れたご飯、加熱すれば大丈夫?

食中毒の菌にはさまざまな種類があり、加熱では消えない毒素もあります。
調理の段階でしっかりと加熱して菌を殺し、仕上がったものは、できるだけ素手で触らないようにしましょう。
★清潔な手で調理して
★しっかり加熱
★出来上がったらすぐ食べる
という基本を守るのが重要です。

出来上がったものをすぐに食べないときは、よくさまし早く冷蔵しましょう


Point! 梅干やしっかり加熱で安全なお弁当

作ってからすぐに食べることができないお弁当は特に注意が必要です。
調理の基本を守り、よくさましてから清潔な乾いた容器に詰めましょう。
いたみやすい食材は避け、梅干などの昔ながらの知恵を併用するのもよいでしょう。
栄養バランスも大切ですが、夏場は無理をせず朝晩の食事で補うつもりで。
お仕事の環境によっては夏の間だけお弁当をストップするのも一案です。


市販品であっても、保存状態が悪ければ食中毒になることがあります。
決められた期限を守るだけでなく、保管の方法も守りましょう。


Point! 症状が出たら早めに病院へ!

食中毒には、おなかの具合が悪くなるだけのものから、死にいたる危険なものまであり症状も様々です。
特にご高齢の方や、服薬中の患者様は症状が重くなると危険です。
発熱や頭痛を伴うと「夏風邪だろう」と来院が遅れることがありますが、おかしいと思ったら早めに受診することも大切です。

腹痛、下痢、吐き気だけではありません。不安なときは病院へ

水分補給とスポーツドリンク

健康のためウォーキングを習慣化出来るかたが増えました
これからの季節、普段の外出も含め、こまめな水分補給が大切です
夏の水分補給にはどのような飲み物が適しているのでしょうか

スポーツをする人のためのドリンク

運動中には水分だけでなく塩分やエネルギーの補給が大切と言われ、さまざまな種類のドリンクが売られています。
激しく汗をかき、長時間の運動でエネルギーを消費するスポーツ選手には水分以外の栄養の補給も大切ですが、一般的な生活の中で利用していては糖分のとりすぎになることがあります。

 

甘い飲み物のとりすぎに注意

もともとスポーツドリンクは、過酷な状況でも選手が体調を崩さないよう作られたもので、運動の内容によっては薄めて使うこともあるくらいですから健康増進のために軽い運動をする人は水で十分な場合がほとんどです。
特に、糖尿病の患者様が普段の生活でお茶のかわりに飲むのは、お勧めできません。
飲みたい場合は糖質オフの商品などを上手に使ってジュースのつもりで利用しましょう。
口当たりが良く、つい飲みすぎてしまうと、食欲が落ちてしまって本来の食事がおろそかになり、夏ばての原因になることもあります。

 

熱中症に気をつけましょう

暑すぎる場所での長時間の運動では、たとえスポーツ選手が水分や塩分をとりながらおこなっても倒れてしまうことがあります。
暑さや汗のかきすぎで、体の水分の調整がうまくいかなくなってしまうのです。
体力には個人差があります。
飲み物の種類よりも、自分の体力にあった運動を選び、気温にも注意しましょう。
特に、体調のすぐれないときや、寝不足での無理は禁物です。

 

夏の日の水分補給は

運動の時だけでなく、普段の生活でもこまめに水分を補給しましょう。のどの渇きに気をつけて、早めにお茶や水を飲むのが大切です。
また、外出後や運動後の冷えたビールは喉ごしがよく
水分をしっかり補給できた気になりますが
あくまでもアルコール飲料であることを忘れずに、
のどが渇いたら、まず水などを飲んで水分補給しましょう。
市販の飲料に頼りすぎず、季節の野菜や果物を取り入れた食事でしっかりと栄養をとるのがいちばんです。

 

参考資料『予防としてのスポーツ医学』(臨床スポーツ医学2008臨時増刊号)

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