~おいしい★簡単★ヘルシー★~

野菜はビタミン・ミネラル、食物繊維が豊富で血糖値や血圧を正常に保ち、動脈硬化やガンを予防し、便通をよくし肌をきれいにしてくれるなど様々な働きがあり毎日300gは必要とされています。特に旬の野菜は栄養豊富。しかし加熱すると食品自体がもつ大切な消化酵素が破壊されビタミン・ミネラルも損なわれます。そこで旬の野菜を使った、生でおいしい、簡単レシピをご紹介します。生では食べにくい野菜も塩でもんでしんなりさせると食べやすくなります。油も砂糖も使わないのでダイエットにも最適(*塩分が気になる人は食べすぎに注意)。塩は精製塩ではなく自然塩を使うとミネラルが残っていてヘルシーで味もまろやか。野菜は出来れば無農薬の有機野菜がおすすめです。

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オクラ しそ ねぎ 玉葱 とうもろこし アスパラガス ごぼう みょうが 枝豆 白うり きゅうり トマト ピーマン なす 大根 キャベツ レタス ゆず ラディッシュ

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*好みですだちのかわりにゆずやしょうが、唐辛子などを加えたり、キャベツをレタスやなすにかえるなど色々応用できます。野菜は輪切りやいちょうぎりにしたり、手でちぎってビニル袋に入れて軽く塩もみすればもっと簡単。ごまのかわりにごま油でカリカリに炒めたちりめんじやこをのせてもおいしい。

キャベツ・・・・・ビタミンCが豊富(葉2~3枚で1日の必要量の半分が採れる)で免疫力を高め病気を予防する他、ビタミンU(別名キャベジン・胃粘膜を修復し潰瘍の治療に有効)や消化酵素を多く含み胃腸の負担を軽くする。ビタミンKも多く骨を強くする。

人参・・・・β-カロチンが豊富で抗酸化作用があり、動脈硬化、ガンを予防し、皮膚や粘膜、血管を丈夫にし、皮膚・目の乾燥を防ぎ、疲れ目や結膜炎、飛蚊症にも効果があるとされている。ビタミンB群や鉄、カリウム、カルシウム、食物繊維などその他のビタミン・ミネラルも豊富で、虚弱体質の改善、病気の回復にりんご、レモンなどと一緒にミキサーにかけジュースにして毎日のむとよいといわれている(ビタミンCを壊す酵素をもつため、生で他の野菜や果物を加えてジュースにする時は柑橘系の果汁かお酢を少量加える)。旬は冬だが一年中とれる緑黄色野菜の王様。

しそ・・・β-カロチンは人参と同じぐらい多く、ビタミンCやCa、鉄、K、Mg、亜鉛なども豊富でビタミンB・C・E・Kなどほとんど全てのビタミン・ミネラルを含む万能野菜。貧血などによい。アレルギー抑制に効果のあるα-リノレン酸も含む。ごはんや納豆にまぜたり、かつおのたたきの薬味にしたり、香りがよく食欲増進効果があり夏バテ予防になるほか、抗菌作用があり食品の腐敗を防ぐ効果もある。

ごま・・・・・ごまのセサミンには抗酸化作用があり動脈硬化を予防する。体にとって必要なたんぱく質である必須アミノ酸を含み血管をしなやかにする。全体の半分は脂質で脂溶性ビタミンであるβ-カロチン等の吸収をよくする他、カルシウム・鉄・VBなども含み白髪を予防し肌につやを与え、疲れ眼や疲労回復にもよく万能だが摂りすぎには注意。外皮がかたくそのままでは栄養素を吸収できないためすりつぶして使う方がよい。すった黒ごまをごはんにかけたり、何にでも良くあう。