上手にお酒を楽しむコツ

適量を守って楽しんで飲むお酒は、良い効果もある、といわれますが、おつきあいが多くなる時期、お酒とのつきあいかたを見直しておきましょう。

1.お酒を飲むときの食事についておさらいしておきましょう35-3.gif
お酒を飲むと、食欲が出て、おいしく食べられるのは良いことですが、種類や量を考えないとエネルギーオーバーになってしまいます。また、おつまみを摂らず、飲むだけもいけません。
アルコールにはほとんど栄養素が含まれず、必要な栄養素をまかなえないからです。


35-2.gifたんぱく質が豊富なメニュー
・・・ 焼き鳥、さしみ、卵焼き、豆腐、チーズなど。

ビタミンやミネラルが豊富なメニュー
・・・ おひたし、サラダなど。

炭水化物が豊富なメニュー
・・・ おにぎり、麺料理、お寿司など。

普段の食事と同じように、主食、主菜、副菜がそろったメニューが理想。
お酒のぶん、エネルギーを控えめにするのが上手な食べ方のポイントです。



2.おつまみを上手に選んで、バランスよい食事にしましょう

35-2.gif・・・おつまみに多い、肉や魚、豆製品のおかず。
つい2品、3品と用意したくなりますが、片手に乗るくらい、を目安にするとよいでしょう。また、油ものはひかえめにしましょう。
   
35-2.gif・・・外で飲むとき、どうしても不足しやすいのが野菜料理。栄養バランスの面ではもちろん、サラダや野菜スティックなどを利用すると、おつまみの食べすぎ防止に役立ちます。
   
35-2.gif・・・お酒を飲む時、ご飯を抜く、という方は多いようです。
しかし、肉や魚のおかずの食べすぎになりやすいため、適量の炭水化物をとってアルコールをほどほどにするのが上手な方法です。


3.適度な飲酒量について知りましょう
35-3.gif「長年この量を飲んでいる」「周りはもっと飲んでいる」・・・今までの感覚を少し見直してみましょう。
健康日本21では、節度ある適度な飲酒は、アルコールにして1日20g程度とされています。(男性10~19g、女性9gがもっとも死亡率が少ないというデータから)
主治医から具体的な指示があった患者様はもちろん、そうでないかたも、さまざまなリスクを避けるために適量を守りましょう。
また、週に2日は休肝日を作りましょう。


【アルコール約20gの例】
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焼酎なら・・・
1/2合弱(70ml)
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ビールは・・・
1本 500ml
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ワインの場合・・・
グラス2杯 200ml
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日本酒なら・・・
1合弱 (160ml)

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お酒を飲む場合も、食べ方が大幅に乱れないようにすることが、お酒と上手につきあうコツと言えそうですね。
また、せっかく飲むなら気分よく、「楽しいお酒」にできるように飲みましょう!

「健康志向のおやつ」ってどんなもの?

さまざまな誘惑や、おつきあいの多い現代、お菓子や間食のコントロールは難しいものです。
「健康志向」をうたったもの、新しい工夫をアピールした市販品も多いものですが、どのようなものがおやつとして相応しいのか考えてみましょう。

★はやりの「野菜チップス」その栄養価は・・・
「野菜をしっかり食べましょう」と、盛んに言われる中で、野菜を使ったお菓子が話題です。
とくに、野菜そのままの形の「野菜チップス」を召し上がるかたが増えています。
しかし、油で揚げてあるものが殆どで、スナック菓子よりも油が多いものもあるのです。


★「野菜入り」「ヘルシー」の表示には要注意
「野菜入り」うたった商品は多く、スナック菓子や甘いケーキさえ、体によいとのイメージで売られています。
販売する側の責任も大きいと思われますが、意識を持ってお菓子を食べている、という感覚を忘れないようにしたいものです。 

えんどう豆100%!
新製法!ノンフライ!
ヘルシー!体にやさしい!

イメージにまどわされないよう表示を確認しましょう。

【意外と高カロリー、野菜のお菓子の例(100gあたり)】
 野菜チップスポテトチップスえんどう豆スナック
エネルギー500kca556kcal616kcal
炭水化物56.0g54.8g35.9g
たんぱく質3.6g3.6g12.9g
脂質26.0g35.2g46.9g
食塩相当量0.7g1.2g1.1g
油の割合は豚バラ肉やクリームコロッケに匹敵する程!


★ドライフルーツやナッツは?
ビタミン・ミネラルが豊富なドライフルーツやナッツ類は健康によいイメージが定着し、よく摂るかたも多いのではないでしょうか。確かにお菓子類に比べ、栄養価が高い面もありますが、高カロリーであることも事実です。体によいからと、食事やおやつの時間外にプラスしているとカロリーオーバーになってしまいますから、おやつの時間の甘いお菓子を少量のドライフルーツに切り替えてみる、などステップアップの方法として上手に利用しましょう。


★おすすめは、くだものや乳製品を上手に利用すること
食は、とりすぎない事が大切ですが、お菓子をやめるといっても、すぐには難しいものです。
一日に一品程度摂りたい乳製品やくだもの(ヨーグルト1個やりんご半分など)をうまくおやつの時間にあてはめて利用すると、無理なく食事療法を続けやすいでしょう。
また、時間を決めて、何度も食べない・夕食後に食べないなど、食事リズムを大切にしましょう。


★おやつ、大人のつきあいかた
間食は本来、体が発達しきっていない、子どもさんの栄養補給のためのものです。
大人には必要ない、と言ってしまえばそれまでですが、節度を持ってつきあえば、生活に彩りを与えてくれるものです。
量や内容を工夫して、時には大切なひととのお茶の時間を楽しめるように、普段から上手な食べ方を身につけられるとよいですね。

食事療法カレンダー

季節の変わり目は、不調を感じやすいものですが、夏から秋は特に体調を崩しやすい時期と言われています。
初秋の頃に体調を崩しやすいのは、夏疲れによるものです。


1月 January
おせち料理、おもちなど、お正月のお料理は、つい食べ過ぎてしまうものばかりですね。
伝統行事は大切にしたいものですが、いつまでもお正月気分でいると、あとで大変なことになりますから、上手に調整していきましょう。


2月 February
行事の少ない2月は、年末年始に乱れてしまった食生活を立て直すチャンスです。


3月 March 
送別会や卒業式など、新生活に向けての行事が多い月です。
まだ少し寒いですが、活動量不足の解消にむけ、行動を開始しましょう!


4月 April
お花見、歓迎会など、わくわくする行事の多いこの月は、特に食べすぎ、飲みすぎに注意しましょう!

5月 May
ゴールデンウィークは、旅行やお孫さんの帰省など、それぞれの楽しい予定を上手な食べ方で過ごせると良いですね

6月 June
結婚式が多い月です。結婚式のフルコースは、全部食べると1日分の食事以上のカロリーに!


7月 July
暑くて食欲が出ないからと、口当たりの良い冷たい麺類ばかり食べていると、かえって食べ過ぎることも。偏らずいろいろなものを食べられるとよいですね。


8月 August
夏の楽しい誘惑、ビールやアイスクリームで食事がおろそかにならないよう気をつけましょう!旅行 やビアガーデンもありますね。


9月 September
まだまだ暑い時期ですが、これからの季節に向けて、食生活のたて直しができると良いですね。


10月 October
結婚式のいちばん多い月です。宴会料理は、あまりに多い時は残す、前後数日の食事で調整するなど工夫してみましょう。


11月 November
おいしい頂き物の多い「みのりの秋」。柿、みかん、栗・・・特に食事時間以外で食べてしまう果物は要注意です。


12月 December
クリスマスや忘年会で、飲み会・集まりがいちばん多くなる12月。さらに、お正月続きますから、1年で一番注意が必要な時期と言えます。しっかり計画しましょう!



一年を通してみると、案外、いろいろな行事がある事がわかります。
食べる事は一生続くことですから、あらかじめ計画的に考えて、イベント、おつきあいを楽しめると良いですね。もし、食べ過ぎて「しまった!」と思っても、気を取り直してまたはじめましょう。食べ方のコツなど、ぜひ栄養相談室にもご相談ください。

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